検査から探す

専門的な画像診断

単純・造影CT検査X線コンピューテッドトモグラフィ

当院では東芝メディカルシステムズ株式会社製 Aquillion PRIME(80列)を採用しています。

主に消化器関連の病気を疑う際の検査として使用します。当院では、80列マルチスライスCTを導入しております。検査は短いトンネルに入るようなイメージです。

一度に4cmの幅をスキャンすることができるためすぐに検査が終了します。息止めはわずか10秒ほどで検査可能であり、短時間で被ばくを低減した検査を行っています。

またCTの入口が78cmと広くなっており、閉塞感を感じさせません。特徴として、最小0.5mm単位で臓器を詳細に輪切りして分析することが可能で、正確な診断が可能です。また消化器臓器の診断では血管造影剤を用いることで、更に詳細な血流評価が可能です。

肝細胞がん(造影CT)

すい臓がん(造影CT)

MRI検査1.5T 核磁気共鳴画像法

当院では東芝メディカルシステムズ株式会社製 EXCELART Vantage Powered by Atlasを採用しています。

主に肝臓・胆道・すい臓の病気を疑う際に使用します。当院では1.5TのMRI装置を導入しております。検査は短いトンネルに入るようなイメージです。特徴として、検査時の騒音を大幅にカットする静音化技術を搭載することで、より安心しリラックスして検査を実現しております。また、入口も65.5cmと大きく、トンネルの長さも150cmと短くなり閉塞感を感じさせない構造となっています。

従来の約半分の時間(20-30分程度)で、鮮明な診断画像が得られます。MRIは磁気の効果で実質臓器内の腫瘍の堅さなども評価できるため、CTとは違った情報が得られます。放射線被ばくもありません。

主に肝臓がん・すい臓がんなどの悪性腫瘍や胆のう結石・総胆管結石などの評価に用います。

膵胆道系の詳細な評価が可能です。造影剤を使用せずに胆嚢・胆管・膵管を描出できます。

腹部超音波検査腹部・表在臓器専用機

当院では日立アロカメディカル株式会社製Prosound-α10を採用しています。

消化器関連の検査としては最も低侵襲(体に害のない)な検査で、痛みや被ばくもありません。主に肝臓・胆道・すい臓(一部)・腎臓・脾臓などの臓器を見ることができます。

極めて精密な画像が描出出来るため、小さな病変の発見も可能です。

またソナゾイド造影剤という特殊な超音波造影剤を使用することで、肝臓がんの詳細な診断が可能となっています。

脂肪肝
胆のうポリープ
胆のう結石
肝臓がん
すい臓がん

血管造影検査・治療Angio

当院ではBiplane Angio systemを導入しています。主に消化器がんの血管の評価や腫瘍塞栓術などのがん治療に用います。

本システムは、X線管とFPD(フラットパネルディテクタ)装置を搭載する保持装置が正面用と側面用の2台で構成され、2方向からの透視撮影が可能な血管造影検査治療装置です。1回の造影剤注入で多くの情報を得ることができ、造影剤の注入量を減らし、検査時間の短縮を実現しています。

さらに3D撮影機能により、三次元的な血管走行をより明瞭に抽出できます。

肝細胞がんの治療:Angioによる血管内からのがん治療(抗がん剤動注+血管塞栓術)
治療2週間後:肝臓がんのあった場所に抗がん剤が残っており治療効果は良好である。
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三愛メディカルセンター消化器病・内視鏡センター
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