当院スタッフ執筆の書籍について
今日、胃癌、大腸癌など消化器系の癌が増加の一途をたどっていますが、消化器系の癌は発見が早ければ、(初期の段階で)5年後生存率もとても高く、癌=死のイメージは払拭されつつあります。
癌にならないように生活習慣を改めることは非常に大切ですが、初期段階で発見し、
それを治療することに消化管系の医師たちは全力を注いでいます。
このような背景のなか、消化管疾患における検査・治療・ケアのニーズが激増しており、
その主役となるのが内視鏡であり、内視鏡の精度、技術、診断もレベルの向上が著しくなっております。
消化器系の疾患に携わる内視鏡技師やナースには今まで以上の技術、ケア、知識が求められる時代になりました。
大分三愛メディカルセンターの消化器病・内視鏡センターより医師、技師の立場から、
Ⅲ.内視鏡治療各論を書籍担当しました。
③消化管出血の内視鏡的止血術を佐藤医師、大波多技師
⑥胆膵疾患の内視鏡治療を錦織医師、大波多技師
が主筆しております。
本書では、このような時代にマッチした多種多様な検査、治療を数多く紹介し、
医師、内視鏡技師、ナース、それぞれの立場のアプローチをていねいに解説した、レベルアップのために必読の書といえます。
「技師・看護師必携 ステップアップ消化器内視鏡―検査・治療・ケア」
著 者:赤松泰次・田村君英
判 型:B5判 4色
発行年:2022年11月
頁 数:366頁