治療・手術から探す

消化管がん手術

上部消化管(食道・胃・十二指腸)

胃がん・十二指腸がんや特殊な悪性腫瘍に対して手術治療を行っております。

その中でも最も多い、胃がんについては開腹せずに孔を4か所あけて治療する腹腔鏡下手術を行っており、低侵襲で患者さんの回復も早い治療を実現しています。

下部消化管(小腸・大腸・肛門)

大腸がんが最も多く、こちらに関しても可能な限り腹腔鏡下手術を行っております。

腹腔鏡下手術について

これまでの消化管や胆のうの手術は従来、お腹に20cm前後の傷をつけて大きくお腹を開き、手術を行っていました(開腹手術)。腹腔鏡下手術ではお腹を大きく切らずに、5mm-10mmの穴を4ヶ所開けます。

次に穴からポートという筒状の器具を挿入したあと、ポートから二酸化炭素を送り込みお腹を膨らませてお腹の中の様子を観察しやすくします。その他の穴から腹腔鏡(内視鏡の一種)をお腹の中に挿入して胃、大腸、胆嚢などの臓器をモニターに映し出します。残った穴より鉗子などの器具を数本、お腹の中に挿入し、モニターに映しだされた消化管にある病変(がんなど)や周囲のリンパ節の切除を行います。

従来の手術でお腹を切開していた場合(開腹手術)と比べると、傷が小さく痛みも少ないので回復が早いのが大きなメリットです。当院では胆嚢の腹腔鏡手術では術後3日、大腸切除で7日前後、胃切除で10日前後で退院可能となります。

デメリットとしては、高度な技術が必要であり誰もができる手術ではないことです。また、腹腔鏡手術を始めた時期や、取り組み方によって手術件数は各施設(病院)間によって大きな格差があると言えます。

当院では手術の中では特に難しいとされる胃がんの腹腔鏡下手術は関東の大学病院で手術研修を行った専門医が担当することで高度な技術を提供できるよう努めております。

詳しくはお問い合わせ下さい。
三愛メディカルセンター消化器病・内視鏡センター
電話・FAXでのお問い合わせ[受付時間:平日8:00~12:00 / 土曜日は1・3週のみ]
097-541-1311
097-541-5218